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プロ野球

フランスア投手(広島)は酷使しすぎ?浅尾投手(中日)たちとの比較

どうも!

つっつーです!

今回の記事ではプロ野球の中継ぎ投手の酷使問題についてみていきたいと思います。

昨日の登板で月間登板のセリーグ最多タイと球団記録を樹立した広島カープのフランスア投手。

フランスア投手本人は喜んでいますが、将来的に見れば大丈夫なのかと不安になりませんか?

過去に登板過多が影響して怪我をした選手、劣化してしまった投手が多くいました。

ちょうど今週ソフトバンクのサファテ投手が中日浅尾投手を気遣うツイートをしたことも話題になりましたね。

今回の記事では、近年の投げすぎ投手についてフォーカスを当てていきたいと思います。

目次

2018年度のフランスア投手の成績(8月29日終了時点)

現時点のフランスア投手の成績は以下になります。

年度 登板試合数 投球回 勝利 敗北 セーブ ホールド 防御率
2018 33 50 2/3 1 3 1 15 1.78

 

フランスア投手は2018年度は育成契約選手としてスタートしましたが、5月に支配下登録を果たし、シーズン序盤は先発投手を務めていました。

2018年6月26日の巨人戦(マツダ)でリリーフ投手として登板し、プロ初勝利を挙げています。

その後、リリーフ適性を見出され、150キロを常時出す威力あるストレートを武器に結果を出し続け、

現在はセットアッパーとして主に8回に登板しています。

ただ、他に圧倒的な安心感のある投手がいないため、ここぞというとき、どうしても点を取られたくないときにも登板することになり、

酷使傾向にあることが心配されています。

登板33試合のうち8月が半分の17試合というのが、いかにフランスア投手に依存しているかを物語っています。

 

過去に酷使を経験した投手たちのその後

カープファンやプロ野球ファンがフランスア投手の酷使を心配するのは、過去に酷使されて劣化したり、怪我をした選手を見てきた歴史があるからです。

代表的な選手を何人か挙げていきます。

今村 猛投手(広島)

フランスア投手の同僚の今村投手も酷使の影響を受けた一人だと考えます。

2009年のドラフト1位で高卒で入団した今村投手は、早い段階から一軍に定着し、2011年~2013年は54、69、57試合に主にセットアッパーとして活躍していました。

特に2012年は69試合に登板し、防御率1.89という圧倒的な成績を残し、2013年のWBC日本代表にも選ばれました。

このときの今村投手も現在のフランスア投手と同様に、セットアッパー以外にも回跨ぎ、どうしても点を取られたくないときに登板を繰り返していました。

結果、WBCでの慣れない早い時期の調整も響き、肩を痛めてしまい、2014年以降一軍から姿を消してしまいます。

その後、2016年から再度セットアッパーとして一軍に返り咲きましたが、本人も言っていますが、以前ほどの威力あるストレートは投げれていません。

代わりにフォークを磨いて、コンビネーションでうまく抑える投手にモデルチェンジしました。

 

 

山口 鉄也(巨人)

巨人の山口鉄也投手も同じことが言えそうです。

山口投手は2005年に育成ドラフト1順目で巨人に入団し、2007年に支配下登録された選手になります。

08年から60試合以上登板を2016年まで9年連続で果たしており、鉄腕の異名を取りました。

彼も巨人の勝利の方程式として、セットアッパーとして大活躍していた投手です。

しかしながら、2017年は18試合にとどまり、2018年は二軍暮らしが続いています。

 

西村 健太朗投手(巨人)

山口投手と同僚の西村投手も近年は怪我で一軍にいない投手です。

2003年ドラフト2位で高卒で入団後は先発投手をしていましたが、途中からリリーフ特性を見出され、2007年は57試合登板、2008年は43試合登板を果たしています。

一度登板数が激減したものの、2012年~2014年は勝利の方程式の一角として山口投手、マシソン投手とスコット鉄太朗と呼ばれるようになりました。

そのときは2012年に69試合、2013年に71試合と脅威の登板数を果たしています。

しかし、2015年は肩を痛めた影響でわずか1試合にとどまり、2017年は45試合登板したものの、2018年度は二軍暮らしが続いています。

 

浅尾 拓也投手(中日)

浅尾投手は2006年に大学からドラフト3位で中日に入団しました。

入団当初からリリーフとしての適性を見出され、150キロを超えるストレートを武器に全盛期の2009年~2011年にかけては67、72、79試合に登板しました。

しかしながら、2012年以降は登板数が激減していき、2017年は4試合登板にとどまりました。

途中で肩を痛めてしまったのが原因です。

現在は復帰しているものの、かつて150キロを誇っていた威力あるストレートが、怪我によって140キロ前後のスピードしか出なくなってしまったことは悲しいです。

 

サファテ投手が浅尾投手に言及したツイートが話題に

2018年8月16日、ソフトバンクの絶対的守護神のサファテ投手が浅尾投手の酷使について言及したことが大きな話題を呼びました。

彼はツイートの中で、「俺たちはロボットではない」「自分の肩を守れ」と当時のドラゴンズの管理体制や運用について批判しています。

さらにかつてヤクルトに所属していたトニー・バーネット投手も同意ツイートを流しています。

しかしながら当の浅尾投手は今回のツイートに感謝しつつも、かつての落合監督や森コーチ(現監督)に対しては批判ではなく、むしろ感謝しているとし、

自分の肩の管理が不十分だったという旨のツイートを返信しています。

フランスア投手はまだ今年のみの話ですが、来年以降も浅尾投手と同じ起用方法になってしまえば、同じ結果になるのではと多くのファンが不安視しています。

 

まとめ

他にも事例はあると思いますが、カープファンは今村投手の事例もあるからこそ、

現在のフランスア投手の運用方法には不安を覚えています。

とはいえ、フランスア投手以外を投げさせていた結果、負けていた勝ち試合も多くあったのも事実です。

一概には首脳陣の運用を批判されるべきではないと思いますが、ファンとしてはもやもや続く日々が続きそうですね。

月間登板記録の更新はもちろん誇られるべき記録ですが、その記録の代償が故障になるのでは困ります。

フランスア投手が怪我をしないこと、フランスア投手級の安心感のある投手が他に出てくることを祈ります。