どうも!
高校野球を愛するつっつーです!
2018年の夏の甲子園は雨天順延がなくあっという間に過ぎていきましたね。
大会前の期待通り、目が離せない試合が目白押しでした。
そこで、本記事では、2018年の第100回大会の各都道府県の出場校の甲子園での成績を地方ごとに考察してみました。
目次
九州・沖縄勢の第100回大会での戦績
九州・沖縄勢の第100回大会の戦績を以下にまとめました。
高校名 | 所属県 | 戦績 | 勝数 |
折尾愛真 | 北福岡 | 1回戦 | |
沖学園 | 南福岡 | 2回戦 | 1勝 |
佐賀商 | 佐賀 | 1回戦 | |
創成館 | 長崎 | 1回戦 | |
藤蔭 | 大分 | 1回戦 | |
東海大星翔 | 熊本 | 1回戦 | |
日南学園 | 宮崎 | 2回戦 | 1勝 |
鹿児島実 | 鹿児島 | 1回戦 | |
興南 | 沖縄 | 2回戦 | 1勝 |
九州・沖縄勢は3勝となっており、9校中6校が初戦で姿を消すことになりました。
折尾愛真(北福岡)、沖学園(南福岡)
折尾愛真 1回戦 対日大三(西東京) 3-16 ●
沖学園 1回戦 対北照(南北海道) 4-2 ○
2回戦 対大阪桐蔭(北大阪) 4-10 ●
ともに初出場だった福岡の2校は沖学園が初戦を突破しました。
折尾愛真は初戦から優勝経験豊富の強豪日大三とぶつかりましたが、初出場の硬さもあり、16点の大量失点を喫しました。
また、出場校中トップであったチーム打率.347、10本塁打の打線も日大三の継投の前に3点に封じこまれ、本来の力を発揮できずに甲子園を去ることになりました。
沖学園は初戦の北照戦は終始リードを奪う理想的な展開で勝利し、2回戦の大阪桐蔭戦では、史上初の二度目の春夏連覇を狙う常連校相手に6回まで互角の戦いを演じました。
しかしながら、6回に2死から4失点すると、その後も失点を重ね、最終的には力負けとなりました。
佐賀商(佐賀)
佐賀商 1回戦 対高岡商(富山) 1-4 ●
佐賀商は今大会は残念ながら初戦敗退となりました。
初戦は富山の強豪高岡商が相手でしたが、試合中盤までは互角の展開を演じ、5回に先制点を奪われても7回に追いつく粘りを見せました。
しかし直後の7回裏に3点を奪われ、そのまま敗戦となりました。
今回は全体でもめずらしく、チームのほぼ全員がバスター打法で臨むという工夫を見せていたのが印象的でした。
創成館(長崎)
創成館 1回戦 対創志学園 0-7 ●
創成館は今大会は春夏連続出場、春は8強として優勝候補にも挙げられていましたが、残念ながら初戦敗退となりました。
自慢の打線は創志学園の2年生エース西投手の前に沈黙し、投手陣も創志学園打線に打ち込まれてしまいました。
この悔しさをバネにして来年また戻ってきてほしいですね。
藤蔭(大分)
藤蔭 1回戦 対星稜(石川) 4-9 ●
今大会の開幕ゲームで登場した藤蔭は残念ながら初戦敗退となりました。
とはいえ、石川大会を無失点で勝ち上がってきた星稜相手に先制されてもすぐに追いつき、
突き放されても終盤の7回8回で3点を返すなど、随所でらしさを発揮してくれました。
東海大星翔(熊本)
東海大星翔 1回戦 対大垣日大(岐阜) 3-9 ●
35年ぶり2度目の久しぶりの甲子園となった東海大星翔は残念ながら初戦敗退となりました。
初戦の大垣日大戦は先制、中押しと序盤は東海大星翔ペースの試合展開に持ち込んだものの、
満塁ホームランで逆転されるなど、終盤以降も失点が重なり、最終的には6点差で敗れる形となりました。
日南学園(宮崎)
日南学園 1回戦 対丸亀城西(香川) 2-0 ○
2回戦 対常葉大菊川 0-3 ●
日南学園は初戦の丸亀城西戦は少ないチャンスをものにして接戦を勝ち上がりました。
しかしながら、2回戦の常葉大菊川戦では無死一塁で3度も併殺してしまうなど拙攻が響き、接戦を落とす形となりました。
鹿児島実(鹿児島)
鹿児島実 1回戦 対金足農(秋田) 1-5 ●
鹿児島実は初戦で今大会ナンバーワン右腕と呼び声高い吉田投手の前に打線が沈黙し、初戦で姿を消しました。
打線は再三チャンスは演出するものの、ここぞの場面でギアを上げる吉田投手の前に14奪三振を喫し、得点は終盤8回に挙げた1点止まりとなりました。
興南(沖縄)
興南 1回戦 対土浦日大(茨城) 6-2 ○
2回戦 対木更津総合(東千葉) 0-7 ●
興南は初戦の土浦日大戦は中盤以降に得点を重ね、投げては継投策もはまり快勝で2回戦に進みました。
しかしながら、2回戦の木更津総合戦では、打線が沈黙し、小刻みに点を奪われ、残念ながら敗退となりました。
まとめ
今大会の九州・沖縄勢は、6校が初戦敗退、初戦突破した3校も全て2回戦で敗退と上位進出することができませんでした。
しかしながら、この経験を糧に来年以降の新チームは強くなってくれると思いますので、来年また期待しましょう。