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2 東北

夏の高校野球地方大会過去20年から見えてきたものとは?(福島編1999~2018)

どうも!

高校野球をこよなく愛するつっつーです!

2018年の夏の全国高校野球選手権大会も各地で代表校が名乗りをあげ始めていますね。

今回の記事では近年の福島県勢についてまとめてみました。

福島では聖光学院高校が12年連続15回目の出場を勝ち取りましたが、最近の福島勢の甲子園出場校と惜しくも涙を飲んだ高校をご存じですか?

今回の記事では、直近20年間(1999~2018)の夏の甲子園の福島勢の出場校とその成績についてご紹介していきます。

過去の代表校や県大会ベスト4まで勝ち残った高校を見てみると、福島勢の高校野球勢力図の変遷が見て取れます。

 

目次

 

 

過去20年(1999~2018)の優勝、準優勝校での比較

 

過去20年の決勝進出チームの戦績を優勝回数の多い順に比較してみました。

高校名 優勝回数 準優勝回数 ベスト4回数
聖光学院 15(01,04,05,07~18) 1(03) なし
日大東北 2(02,03) 7(99,01,06,07,13~15) 3(09,16,17)
光南 1(06) 3(00,10,16) 2(99,12)
福島商 1(00) 1(18) 4(99,07,15,17)
学法石川 1(99) 3(02,05,12) 1(00)
いわき光洋 なし 1(17) 2(11,14)
須賀川 なし 1(11) 1(12)
東日大昌平 なし 1(09) 1(07)
郡山商 なし 1(08) 1(06)
清陵情報 なし 1(04) なし

※かっこ内は年度を表しています。

過去20年で5校が優勝していますが、圧倒的に近年は聖光学院1強です。

 

県内敵なしが続く聖光学院

今年も県内を制覇したので、連続甲子園出場記録は12年に伸びました。この記録は他県ではなかなかありません。歴代では和歌山中の14年連続が最高記録となっていますが、遥か昔の記録で近年ではなかなかありません。

来年こそはどこかの高校が止めるのか、それともこのまま記録を塗り替えるのか、毎年高校野球ファンの注目が集まっています。

 

日大東北、光南、福島商、学法石川は聖光学院を止めることはできるのか?

ストップザ聖光学院に最も近いのは、近年では日大東北、光南、福島商、学法石川になるでしょう。

今年に関しては福島商が決勝で挑みましたが、残念ながら大差で敗れてしまいました。(スコアは2-15でした。)

一昔前は日大東北と学法石川の2強に近い状況でしたが、現在は聖光学院1強状態が続いています。

私としては近年準優勝7回、4強3回とほぼ毎回上位にあがる日大東北を一番手として期待しています。

高校野球ファンとしては、聖光学院の連続記録更新も見てみたいし、日大東北、学法石川の復活もみたいしで、悩ましいところです。

 

甲子園での戦績は?

ではこの20年の甲子園での戦績はどうなっているのでしょうか。

年度 高校名 戦績 勝数
1999 学法石川 2回戦
2000 福島商 1回戦
2001 聖光学院 1回戦
2002 日大東北 1回戦
2003 日大東北 1回戦
2004 聖光学院 3回戦 2勝
2005 聖光学院 2回戦 1勝
2006 光南 1回戦
2007 聖光学院 3回戦 2勝
2008 聖光学院 8強 2勝
2009 聖光学院 2回戦
2010 聖光学院 8強 2勝
2011 聖光学院 2回戦 1勝
2012 聖光学院 2回戦 1勝
2013 聖光学院 2回戦 1勝
2014 聖光学院 8強 3勝
2015 聖光学院 2回戦
2016 聖光学院 8強 2勝
2017 聖光学院 3回戦 2勝

 

上記のとおり福島勢はこの19年夏の甲子園は19勝19敗となっていますが、この勝利数はすべて聖光学院のものになります。また、2004年以降の聖光学院は初戦はほぼ毎回突破していることがわかります。

8強にも4度入っていますが、それが最高成績で、県内では圧倒的ですが、全国では8強の壁に苦しめられています。

 

近年でプロ野球に進んだ福島の高校出身の選手は?

 

近年では聖光学院の歳内 宏明選手(阪神)、園部 聡選手(オリックス)、横山 貴明選手(楽天)、八百板 卓丸選手(楽天)などがいらっしゃいます。

 

まとめ

 

途中の記事にも書いた通り、県内では圧倒的な強さを誇る聖光学院ですが、甲子園では8強の壁にはじかれ続けています。

しかしながら、もともと聖光学院は初出場した2001年、大分の明豊高校に0-20で完敗したところから歴史をスタートさせています。

そこから現在は甲子園8強の常連にまで成長したのはすばらしいですし、だからこそ、この8強の壁を破るのも時間の問題ではないかと期待してしまいますね。

今年も福島大会を圧倒しての出場ですので、期待しましょう!