どうも!
高校野球を愛するつっつーです!
2018年の夏の甲子園は雨天順延がなくあっという間に過ぎていきましたね。
大会前の期待通り、目が離せない試合が目白押しでした。
そこで、本記事では、2018年の第100回大会の各都道府県の出場校の甲子園での成績を地方ごとに考察してみました。
目次
北信越勢の第100回大会の戦績
北信越勢の第100回大会の戦績を以下にまとめました。
高校名 | 所属県 | 戦績 | 勝数 |
敦賀気比 | 福井 | 1回戦 | |
星稜 | 石川 | 2回戦 | 1勝 |
高岡商 | 富山 | 3回戦 | 2勝 |
中越 | 新潟 | 1回戦 | |
佐久長聖 | 長野 | 2回戦 | 1勝 |
北信越勢は今回の第100回大会は4勝を挙げています。
敦賀気比(福井)
敦賀気比 1回戦 対木更津総合(東千葉) 1-10 ●
敦賀気比は木更津総合と対戦し、残念ながら初戦敗退となりました。
この試合では硬さが目立ち、投手陣は5人で11四死球、打線も木更津総合の野尻投手、根本投手の前に1得点にとどまりました。
星稜(石川)
星稜 1回戦 対藤蔭(大分) 9-4 ○
2回戦 対済美(愛媛) 11-13 ●
星稜は今回の第100回大会は開幕ゲームに登場し、OBの松井秀喜さんの始球式に立ち会うというめぐり合わせがありました。
その中で試合を行い、終盤に追い上げられたものの先制、中押しがきちんとできて初戦を突破しました。
2回戦の済美戦は歴史に残る大激戦となりました。
8回表まで7-1とリードを奪ったものの、8回裏に一挙8点を奪われ逆転を許します。
しかし、すぐさま9回に2点を挙げて追いつき、延長戦へ、そして今大会2回目のタイブレークに突入しました。
先攻の星稜は13回表に2点を挙げますが、その裏、済美の矢野選手に逆転満塁サヨナラホームランを浴びて敗退となりました。
結果論ですが、好投手奥川投手以降の終盤の継投策が裏目に出た形となりました。
高岡商(富山)
高岡商 1回戦 対佐賀商(佐賀) 4-1 ○
2回戦 対佐久長聖(長野) 5-4 ○
3回戦 対大阪桐蔭(北大阪) 1-3 ●
高岡商は初戦の佐賀商戦は序盤は両者得点を奪えない投手戦となりましたが、5回に先制します。
その後7回に追いつかれますが、直後に田嶋選手のタイムリーツーベースなどで3点を勝ち越し逃げ切りました。
2回戦の佐久長聖戦は、終盤1点差まで詰め寄られたものの序盤に挙げた5点を守り切り3回戦に進みました。
3回戦は優勝した大阪桐蔭と対戦し、先制したものの逆転を許し敗退となりました。
とはいえ、強打の大阪桐蔭を3点に抑えたのはさすがでしたね。
中越(新潟)
中越 1回戦 対慶応(北神奈川) 2-3 ●
中越は開幕日に慶応と対戦し、接戦の末、9回サヨナラで敗れました。
慶応の打線に対して、左打者には左腕の山田投手、右打者には右腕の山本投手と交代で登板させて封じてきました。
9回は2死無走者からのサヨナラ劇だけに惜しかったです。
佐久長聖(長野)
佐久長聖 1回戦 対旭川大(北北海道) 5-4 ○
2回戦 対高岡商(富山) 4-5 ●
佐久長聖は初戦の旭川大戦は逆転再逆転のシーソーゲームの末、大会史上初のタイブレークの末に勝利しました。
この試合は先制は佐久長聖(2-0)、その後すぐ旭川大が逆転(2-3)、終盤佐久長聖再逆転(4-3)、9回旭川大同点(4-4)と一進一退の攻防を繰り広げ、タイブレーク初回の延長13回も両社得点を奪えませんでした。
しかしながら延長14回表に1点を勝ち越し、裏の守りで旭川大を0点に抑えて初戦突破を果たしました。
2回戦の高岡商戦は、終始高岡商ペースでリードを奪われる苦しい展開となりました。
最終回は1点差まで迫り、なおも一打同点まで粘りましたが、あと一歩及びませんでした。
まとめ
今回の第100回大会での北信越製は、今大会2回突入したタイブレークを2回とも経験し、激戦を多く繰り広げました。
この経験を糧に来年以降は8強以上を目指してもらいたいものですね。